今から約3年前・・・
僕はある本と出会うことになる・・・
皆様ご存じかどうか分かりませんが、だいたいの投資家の方は、この本を読んで投資を始める方も多いのではないでしょうか。
そう、ズバリ
ロバート・キヨサキ氏が書かれた「金持ち父さん 貧乏父さん」
である。
僕がこの本と出会った日は本当に暑い、夏真っ盛りであった。
僕は散歩が趣味である。
なぜなら、0円で出来る趣味だから。
書いててなんだか悲しくなるのは僕だけか・・・
でも、散歩って本当に楽しいです!
とてもリラックス出来るし、何より程よく疲れて、夜ぐっすり寝れる。
おっと失礼、ここで散歩の魅力について語れば、だいぶ話がそれてしまいそうなので、散歩の魅力についてはここまでにして、本題に戻りたいと思う。
僕が夏の暑い日に散歩していた時、暑さをしのぐため偶然立ち寄ったのが市立図書館であった。
僕は職員さんに40手前のおっさんがただ涼みに来ていると思われたくなくて、興味もないくせに、それっぽい雰囲気を出しながら本棚を眺めて回った。
そのとき、他の本と異色の雰囲気を漂わせる紫冊子の本と出会う。
僕が紫冊子の本を手に取ると、その表紙には「金持ち父さん、貧乏父さん」と書かれていた。
無知な僕でもこの本のタイトルくらいは耳にしたことがあった。
僕はその本を手に取ると、時間つぶしがてら椅子に座り、ページを開くことにした。
本の内容は省略させて頂くが、本書に書かれた「お金に働かせる」という感覚は、これまでの僕には全くない考え方だった。
まさに目からうろこ・・・
自分は働かずに、お金を株や不動産に変え、そこから収益を得るというものだ。
僕は半分くらいまで読み終わると、本の借り方もよく分からないくせにカウンターまで行き、
この本を借りたいです
とカウンターに座っていた中年女性に言うと、その日から何度も読み返した。
淡々と過ぎる毎日に、このまま歳を取っていくのかと考えていた毎日に、何か希望のようなものを感じた。
お金を働かせ、不労所得を得よう!僕は自由に生きるんだ!
夏のある日、そんな事を一人心の中で決意した。
ただ、そのときの僕は住宅ローン4000万円という巨額の借金を抱え、預金もなく、不動産の知識すらないただのおっさんであった・・・
(次項へ続く)
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