僕は低所得者向けに住居を提供しているので、家賃は生活保護世帯の家賃水準より低いです。
ただ、それでも発生してしまうのが家賃滞納です。
今回は僕が体験した家賃滞納者についてお話ししたいと思います。
結論から言えば、現在、その家賃滞納者とはこれから弁護士を入れて、退去を促す段階まで入っています。そこに至る経緯からご説明します。
家賃滞納者は一人暮らしのAという中年男性です。
Aと初めて会ったのは、僕がジモティーで賃貸募集をしていたときのことです。
募集していた家賃は3万円で、当然敷金礼金0円、要するに初期費用0円で入居できる戸建住宅でした。
僕が低所得者に住居を提供している理由は、「子どものため」というものがあります。
子育て世帯は、支出も多く、その中でも家賃は大きなウエイトを占めます。
そこで、少しでも子育て世帯の負担を軽くし、子どもが家の中を走り回っても苦情が出ない戸建住宅で、家もある程度広さがあって、庭で花火やBBQが出来る住環境を提供したいいたいという目的でやっています。
子どもはディズニーランドやユニバーサルスタジオジャパンなど特別な旅行ではなくても、家で過ごした楽しい思い出の方がよく覚えているものです。
話は逸れてしまったのですが、今話した理由から子育て世帯用に住居を提供していたのですが、Aは一人での入居を希望していました。
Aは、中年の未婚男性です。
ただ、Aの話を聞くと、Aは集合住宅で暮らしており、「ゆとりのある空間で暮らしたい」と戸建住宅の入居を希望したため、理由はともあれ困っているであればと思い、手続きを進めることにしました。
僕はAに家賃保証会社の説明をした上で、家賃保証会社の必要書類に記載をさせて手続きを進めました。
僕のAの印象は、見るからにだらしのない人間という印象です。
当時、Aは会社には勤めていたものの、年下の私から見ても、「本当に社会人としてやっていけるのか?」と疑問を抱くほどでした。
体中からタバコの臭いがするし、乗ってきた車の車内はゴミでいっぱいでした。
僕は家賃保証会社の審査に通ることはないだろうと思いましたが、とりあえず家賃保証会社の結果を待つことにしました。
これは僕の完全な私見ですが、僕も数軒賃貸住宅を保有する中で、家族や守るものがある人間というのは、やはり緊張感を持って生活しているので家賃滞納することは少ない印象を受けます。
逆にそうでない人間は多少気持ちの面で、どこかあまえのようなものがある気もします。
これはあくまで私の完全な私見ですので、不快に思われた方がいらっしゃったら大変申し訳ありませんでした。
次項に続く…
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