ボロ戸建投資家の誕生
どうもキモトです。
前回の記事(アパート1棟購入への挑戦)にも記載しましたが、キモトが融資の申込に行き、融資担当から檄を飛ばされ、見事にアパート1棟購入に失敗した内容を記載しておりました。
僕は融資を断られてから数日、失意の日々を過ごしておりました。
僕は不動産投資を諦めることができず、どうにか再チャレンジ出来ないか模索していたとき、融資担当の言葉を思い出しました。
融資担当の「安い戸建とか、リスクが少ない投資からスタートしてみてはどうか」という言葉です。
僕は戸建投資に関するYouTubeや書籍を読みあさりました。
僕が一番衝撃を受けたのは、YouTubeや書籍を出版されてて、自身もボロ戸建投資家として活躍されている「ふかぽんさん」です!
ふかぽんさんは、関東地方を中心に不動産投資をされている方で、ボロ戸建を全てDIYで修繕し、客付けまでしてしまうスーパー大家です。
ふかぽんさんの書籍やYouTubeは何度も見ました。
別に勉強したいという気持ちではなく、面白いんです。面白いから何度も見ちゃうんです。
ふかぽんさんの物件購入の基準として、100万円以下、関東エリア、駐車場有り、上下水道完備。
普通の人からすれば、「そんな安いくて良い条件の家なんかあんのかよ」と思いたくなりますが、ボロ戸建投資歴たった3年のキモトから言わせて頂けば、見つけるのは難しいが、確実に存在すると思っています。
勿論、ふかぽんさんの書籍にも書かれているとおり、ふかぽんさんも最初からそんな好条件の物件を買えていたわけではなく、多くの経験の上に成り立っていることは言うまでもありません。
その他にも多くの先輩大家の書籍やYouTubeを読ませて頂きました。
「ボロ戸建投資」という言葉は聞き慣れない言葉かもしれませんが、ボロ戸建投資とは空き家で築年数もかなり経っている物件を購入し、それをリフォームして貸し出す投資法です。上級者の方になるとほぼ手も加えず、貸し出してしまうのですが・・・。
僕はふかぽんさんの影響を強く受け、「早く大家になりたい」と思いボロ戸建投資家になることを決意したのでした。
誰かの役に立つ投資
僕が初めての物件を購入した話はまた別の記事で書いていければと思うのですが、僕が初めて賃貸募集したときの話をします。
僕がジモティーで賃貸募集をしていた時、あるシングルマザーの方から入居相談のメッセージを頂きました。
その女性は、集合住宅に居住していたのですが、他の入居者とうまくいかず、他の部屋の騒音で夜も眠れず、現在は知人宅に身を寄せ、肩身の狭い思いをしているということでした。
それにシングルマザーでパート従業員のため収入も少なく、安い戸建賃貸を探していたところ、僕の物件にたどり着いたということでした。
僕はその当時、地域最安値をモットーに賃貸募集をかけていました。
安く戸建を購入すれば、家賃を安く抑えることも可能です。それに、上記に記載したような方は多少古い設備であってもあまり気にされません。
ましてや、DIY初心者の僕がYouTubeだけの知識を頼りに人生で初めて壁紙やクッションフロアを張ったりした物件です。誰が見ても素人がやったものだと分かるレベルです。
それであっても、即決で入居を決めて頂きました。
今も住んで頂いておりますし、家賃の滞納もなく、有り難い限りです。
投資の側面ばかりに目を向けてしまうと、数字ばかりが気になり、うまくいかなかったときに止めてしまいたくなるものです。
僕自身ボロ戸建投資を行っていて思うことは、ボロ戸建の賃貸需要は確実に存在し、それが誰かの助けになっているということです。
空き家を買うことで、その処分に困っている人の役に立ちます。
安く賃貸を募集することで、安い賃貸を探している人の役に立ちます。
「誰かの役に立つ」ということに目を向けてやると、多少うまくいかなくても、心が折れることはありません。
その結果、お金が入ってくるのであれば、みんなが幸せになれるのではないでしょうか。
僕も最初は自由な人生を送りたい、お金に不自由しない人生を送りたいという思いで不動産投資を始めましたが、不動産投資を通じて多くの人たちと関わっていくことで、「誰かの役に立つ」という生き方を学んだという話でございました。
コメント